車体関係
フォークオイル交換
症 状:フロントフォークのダンピングが効かなくなっている。沈み込みや、伸びるスピードが速い。
主な原因:オイルが劣化し、ダンピングが効いていない。
修理方法:オイル交換です。
おおよその修理代:オイル代、工賃で約1万5千円ぐらい。(使用部品によります)
※修理代については、参考例で、2019年1月現在です。各価格改定により変更あります。
※分解時ですが、トップキャップのOリング、ダストシール、クリップ等劣化している場合は、追加交換です。また、スプリングのへたり(自由長縮み)がある場合はスプリングも交換した方が良いです。
※フォークオイルの寿命ですが、新品の性能をある程度維持できるのは、おおよそ、1年もしくは、1万キロぐらいだと思います。
フォークオイルシール交換
症 状:オイルシールよりオイル漏れ
主な原因:シール自体の劣化、ダストシールの劣化で水が入り、サビ発生、インナーチューブのキズでシール破損等
修理方法:分解し、該当箇所交換です。
おおよその修理代:オイル代、部品代、工賃で約3万円ぐらい。(使用部品によります)
※修理代については、参考例で、2019年1月現在です。各価格改定により変更あります。
※オイルが漏れた原因により、価格は変動します。インナーチューブにスライドによる立てキズがあり、漏れた場合は、インナーチューブの表面を修正する場合もあります。立てキズは、修整しないで組み立てると、再度、オイル漏れになる場合があります。また、インナーチューブの点錆びが原因の場合は、オイルシールを交換しても、再度漏れますので、ひどい場合は、インナーチューブ交換か、再メッキになります。スライドメタルもチェックしますが、摩耗している場合や、キズがある場合は、交換です。ただ、40mmのインナーチューブ用の先端のメタルは、絶版になっています。
ステムベアリング交換
症 状:フロントをジャッキアップした状態で、ステムナットを適正トルクで締めると、ベアリングに引っ掛かりがある。経験上、走行距離2~3万キロで症状が出るケースが多いです。ただ、ブレーキの頻度や、ブレーキの掛け方により差が出ます。
主な原因:通常ブレーキング時に、おなじ箇所に荷重がかかり続けると、ベアリングレースが劣化し、ローラーベアリングが、同じ個所で止まるようになる。
修理方法:上下のステムベアリングを交換です。
おおよその修理代:ベアリング代、工賃で、約4万円ぐらいです。(使用部品によります)
※修理代については、参考例で、2019年1月現在です。各価格改定により変更あります。